食品表示法について

「食品表示法」におけるアレルギー表示について

2015年4月1日に「食品表示法」が施行されました。
これは、従来の「JAS法」、「食品衛生法」、「健康増進法」の食品表示に関して義務づけられていた部分を、一つにまとめた法律といっていいでしょう。
従来の食品表示方法では、目的の異なった三種類の法律で決められていたので、わかりにくいという事が背景にあげられました。
そこで、消費者にとって、より安全で、よりわかりやすい表示をめざしたものということになります。
特に、食物アレルギーを持つ方にとっては、食品の表示部分は、「アレルゲン」を避ける為の非常に重要な情報源となります。
「間違えて食べてしまった」では、取り返しのつかない事にもなりかねません。
この新たに施行された「食品表示法」でも、アレルゲンについて表示義務のある7品目、及び推奨表示とされる20品目については、従来のものとかわりありません。
が、アレルゲンについての「個別表示」が原則となり、また、「特定加工食品」と類別された食品表示が廃止となる点が異なります。
つまり、表示を見ると、何処にどのようなアレルゲンが入っているかがわかりやすくなったということになります。
食品表示は、メーカーと消費者をつなぐ大事な情報伝達手段です。
わかりやすいというのが一番でしょう。

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